
ファスティングは大昔から続く医学である
ファスティングをただの飢餓療法と思っていると思いませんか?
ファスティングは最新のダイエット方法ではもちろんありません。ですが大昔から世界で証明されている色々な病気に対する治療方法でもあります。
フランスではファスティングに勝る医療はないと言われているくらい、人類の歴史の中でもファスティングは最も古くからある民間療法の一つですし、様々な習慣、宗教などでも慣行されています。
皆さんファスティングと聞くと3日間や1週間など比較的長いものを想像すると思いますが、私たちがお伝えしているファスティングの期間は基本的には自由に決めてよく、数時間のものから数日、長いもので数ヶ月のものもあります。世界では1年以上続けたという記録もあります。
実は皆さんにとってもファスティングは日常の一部でありbreakfast(朝食)はファスティング(fast)を遮断する(break)食事ということを指しています。
基本は夜ご飯食べてから、次の日の朝ごはんまで食べていない時間もファスティングです。
ちなみに医学の父ヒポクラテスの時代(紀元前460年頃)からファスティングは存在しています。
野生動物も熱が出たり、体調が悪い時、病気の時は何も食べないことが、1番の回復に繋がるというのを本能で知っていて病気になったら、水だけ飲み回復につとめます。
ファスティングは飢餓状態になり元気がなくなると思う方もいらっしゃいますが、実は代謝が上がったり、脳により多くの血液が流れるようになり、身体に元気がみなぎってます。
仏教の修行の中でも朝だけ食べ、昼から次の日の朝まで抜いたりする方法もあります。
ファスティングの期間を長くしていくと、急激にインスリンが下がり始めます。最近では、1日おきに行うファスティングが、インスリン値を下げるのに有効とういデータも利用して、私たちは間欠的なファスティングをすることをすすめています。
これを定期的に入れていくことがインスリンの感受性を改善し、5ステップに加え減量への最大のピースとなります
ほとんどのダイエット方法はインスリンの分泌を抑える食事の注目しているが、全てにおいてインスリン抵抗性の問題については言及されていません。
このインスリン抵抗性を改善させないと、若いうちは正直、今までのダイエット方法でも減量はできますが、インスリン抵抗性が強く体重の設定値が高い状態だとただの食事療法だけでは痩せにくくなります。そこを改善させるのがファスティングなんです。
間欠的にファスティングを始めると、早期にそして急激に体重が減っていきます。
間欠的ファスティングでの効果
- ファス成長ホルモンー脂肪エネルギーに変わり出す
- アドレナリンー身体のエネルギーの消費量が上がる、
- 電解質物質ー必要な栄養の流出を防ぐ
- 脂肪の燃焼率が50%以上、あがる
- 身体中に活力がみなぎる
- 内臓脂肪が燃える
- 肝臓の太り具合も変わる
- 代謝がアップし、血糖値が下がって痩せる
このように間欠的にファスティングを取り入れることで今まで痩せにくかった方も必ず痩せてくるし、このルールを今後も生活に取り入れていくことでリバウンドすることや、将来の糖尿病を始め、それに付随してくる、心疾患、代謝障害、肝機能障害、認知症の予防にまで役に立ってきます。